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受験生が勉強のやる気がでない時に見て欲しいみんなの受験体験記 vol.6 神戸大学


こんにちは。アクシブアカデミーです。

今回も受験体験記についてご紹介していきます。今回の記事は大学編入学試験を目指し合格した受験体験記についてご紹介します。

今回の記事を書いてくれた先生は別の大学卒業後、社会人を経て学び直しと資格取得のために大学に入学するために大学編入をしました。

仕事をしながら編入試験の勉強をしたとのことでしたが、どのような気持ちで勉強をしていたのでしょうか?

この記事をよんで皆さんのやる気が少しでも出れば幸いです。

 

進学大学

神戸大学 発達科学部 心理発達論コース(学士3年次編入学)

 

勉強してよかったこと

勉強して良かったことはたくさんありますが、1つは自分が「企業で働いている頃のモヤモヤが解消できるかも知れない」と思ったことです。

少し昔話をします。私が社会人を経て、大学編入に至る経緯です。

 

私は、ある国公立大学卒業後、大手の教育企業の子会社で編集者として教材編集をする仕事をしていました。その中で、企業として、利益を出すために、どの子ども達をターゲット層にするかという話を聞かせていただいた事がありました。私の働いていた企業は、メインの事業として、通信添削などの教材をメインにしているため、ある程度意欲があり、自分自身で通信添削をやることができる学力層がターゲット層となります。その言葉をあんに意味していて、企業の先輩は悪意はなかったのでしょうが、ターゲット層以外の子ども達には今の時点ではコミットしない。という発言にもやもやしていました。

 

具体的には、一人で勉強をすることの出来ない、低学力層の子ども達、やる気はあるものの、そのやる気を持続できないほどの悩みや苦しさを持っている子ども達に対して、自分は力になれないのではないかともやもやした気持ちと罪悪感を持ちました。

 

当時もそのモヤモヤした気持ちの解消の1つとして、会社の休みの日を利用して、低学力層の子どもを対象として、家庭教師を個人契約でしていたり、学習支援のボランティアを休日に行っていましたが、学習の支援まではできても、勉強が出来ないことによる、劣等感を抱えた彼らの「心のケア」までは出来ず、悔しさを感じていました。

 

このまま企業で働くことが正しいことだと思えないが、自分は何ができるのかわからない…。という苦しさを抱えながら、企業で働きながら、休日に家庭教師やボランティアをする生活をしましたが、モヤモヤした気持ちが募っていきました。

 

また、以前の大学で、心理学を学んでいたこともあり、この頃から、臨床心理士等への憧れも再熱していました。その頃、心理系の国家資格として、公認心理師という資格が誕生したこともきっかけに、「自分も心理士として働きたいな」と感じたこと、自分が公認心理師の受験資格を得るためには、どうやら、臨床心理学を学部からやり直す必要があることに気が付きました。少しでも時間を短縮するために大学編入という手段があると気づきました。

 

大学に戻り、大学院へと進むことで、臨床心理士・公認心理師として働きながら、自分が企業にいた際に、アプローチできなかった子ども達の「しあわせ」のためになにかできるかも知れないと感じ大学に戻りました。

 

1年半以上働いた企業は思い出深くはあり、感謝もしていましたが、もう1度勉強したいという思いから大学編入のために勉強を開始しました。大学編入の試験まで1ヶ月ほどでしたが、どうしても「心理学を勉強したい」という思いから勉強を開始し、神戸大学に編入学しました。

 

なぜ勉強をがんばれたのか

1つは自分が、会社の傍ら関わっていた子ども達に、「心のケア」という面ではサポートしきれなかったという罪悪感です。もっと彼らにできることがあったのではないかと感じる反面、自分の力不足を感じ、悔しかった思いや申し訳ない思いを勉強にぶつけていました。

 

2つめは、自分の年齢上、大学に戻るのであればなるべくはやく戻ったほうがいいだろう…。という思いでした。年齢が上になればなるほど、企業で上の立場になり、仕事をやめづらくなる可能性が高いです。また、自分が心理士として生きたいと思っているのに、それ以外のことをしている時間がもったいないと思い、なる早で大学に生きたいと思ったことも、大学編入学の勉強をやる際に「心の支え」となっていました。

 

勉強のやる気が出ないときはどうモチベーションを保っていたか

モチベーションが低くなることはほぼありませんでした。というのも、大学編入を決めたのが、8月中旬、大学編入の試験は10月の頭だったため、受験勉強は実質1ヶ月半しかなく、焦りと危機感があったためです。

 

危機感は悪く捉えられがちですが、「時間が足りない。やばい。→頑張ろう」と思えることで、気持ちを切りかえを行っていました。

今考える勉強の意味

私が考える勉強の意味はたくさんあると思うのですが、この当時の私の中で心に残っていることを書きます。

 

それは、現状を変える手段です。

私は企業で働く中、現状を変える(ほどの力はなく)モヤモヤした気持ちを抱えていました。自分なりに状況を変えようと迷う中で、「もっと勉強して違う仕事につきたい」と思いました。

 

もやもやした状況を変えるには、自分が変わるか、環境を変える(この場合であれば転職するなど)などの方法がありますが、自分が変わった方が楽であるケースが多いです。そのため私は大学編入学という手段をとりました。

※もちろん、今思えば企業にいながら現状を変える方法を模索することももちろん可能だったとは思います…。

 

また、現状をかえられなくても、自分の「気持ちの持ちよう」はかえられるかも知れません。

私の友達の中では、自分自身がいじめられ経験があり、そのいじめを学校の先生は容認してくれなかった(無視していた)そうです。そのため、その友達は、「将来は自分が先生になって、自分みたいにいじめられている生徒も含め、苦しんでいる人の力になれたらな」と思っていじめを耐えながら受験勉強をすることが出来たそうです。その時、視点をかえられたからこそ、気持ちの持ちようはかえられたと行っていました。

 

長くなりましたが、現状を変える方法の1つとして勉強をする意味があるように感じるのです。

 

受験生へのメッセージ

受験勉強は辛いこともたくさんあると思います。頑張ったからと行って受験に受かるという確約はないですし、勉強が嫌になるときもあります。

それでも、受験勉強が終わってみれば、自分が成長したことに気がつけ、「またがんばろう!」とやる気がまた湧いてくるかも知れません。

 

私は学士を持っていながら大学に編入するので、周りの友達が続々と結婚や仕事をバリバリしている様子を見ながら勉強したので、辛い時期もありました。でも実際に編入して、自分の価値観が大きく変わり、成長できたと思っています。だからこそ勉強を頑張ってよかったと思っています。

 

みなさんが、受験勉強を頑張って、縁のある大学に進学し、憧れの大学生活を送れますように祈っています。

 

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