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経済学部?経営学部?それとも商学部?ー違いと選び方ー


大学受験においてどこの学校に行くかということも大切ですが、学部選びというのも大切になってきます。しかし、似たような名前であったり、学問分野が重なっていると違いが分からないということがよくあります。その代表例が経済学部・経営学部・商学部です。近年どの大学においても人気の学部となっているこの3つの学部ですが、それぞれ特徴があります。そこで今回は、各学部の特徴や将来どんな仕事に就くことができるのかなど紹介していきたいと思います。

経済学部・経営学部・商学部、ズバリなにが違うのか

この3学部は、学問分野が重なっているため、違いがとても分かりにくくなっています。確かに似ている学部ですが、多少違いがみられます。そこで、各学部でどのようなことが学べるのか紹介していこうと思います!

経済学部で学べること

経済学部では、「社会全体」における経済活動を理論をベースに学んでいきます。「ヒト・モノ・カネ」をどのように配分したら世の中がより豊かになるのかを考え、経済発展の法則を解明していきます。現代の日本に限らず、過去から現在までの経済の成り立ち、日本と世界との関連などについても学んでいくことになります。また、発見した法則を用いて、現代社会が直面する経済的問題の解決策や、是正策を考えていく学部になります。

経済学部で学ぶことは世の中で幅広く活用することが出来るだけでなく、世界の経済状況がより分かるようになり、株など自身の投資活動に役立てることも可能です。

具体的にどのようなことが学べるのか説明していきます。

ミクロ経済学・・・家計の消費活動、企業の生産活動が対象。家計がどのような商品をどれくらい消費しているのか、企業がどのようなものをどれくらいの量・価格で生産するのがいいのかを考える。

マクロ経済学・・・国家規模での経済活動が対象。財市場や労働市場、GDPなどといったようにミクロ経済学よりも大きな視点で考える。

統計学・・・ばらつきのあるデータから応用すうがくの手法を用いて、規則性や不規則性をみいだしたいく。情報が溢れる今日において注目の学問。

また、経済学部は文系の学部ではあるものの、数式やグラフなどの数学の知識が必要となってきます。微分・積分の知識は当たり前のように要求されることになりますが、ほとんどの内容は高校の文系数学で対応できるレベルとなっています。

経営学部で学べること

経済学部の視点が社会全体なのに対して、経営学部では「企業や組織」の視点から学んでいきます。

企業の経営戦略を立てるうえで「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つの資源を活用していかなければいけません。「どうしたら商品が売れるのか」「どうしたら社員がやる気を持って働いてくれるのか」といった問題に対して解決策を学んでいくのが経営学です。

具体的にどのようなことが学べるのか説明していきます。

マーケティング・・・どの商品をどこでどのように売れば良いのかを考え「モノが売れる仕組みをつくる」こと。広告もマーケティングの一環。

人材マネジメント・・・アルバイトがどうしたら仕事に対してやる気を持って働いてくれるのか。賃金を上げればいいのか?裁量を与えればいいのか?などを考える。

会計・・・企業の健康状態を表すとされる財務諸表を読み解く力をつける。簿記も会計に含まれます。

などが挙げられます。このように商学部では企業経営のスペシャリストになることが出来ます。

また、経営学は経済学と比べて実践的な学問です。ケーススタディを用い、実践的に問題解決能力を養っていくことが出来ます。

経営学部では経済学部と比べて、数学を使用する頻度が少ないのも特徴の一つです。しかし、「企業」について学ぶには「社会」について学ぶことが必要となってきます。そのため、全く数学を使わないというわけではありまんが、数学に苦手意識を持っている人でも学んでいくことができる学部となっています。

商学部で学べること

商学部でも企業のビジネスについて学んでいくことになります。そのため、商学部≒経営学部と捉えてしまって大丈夫です。中心となってくる科目としても、マーケティング、会計などと経営学部で学べることと等しいです。ではなぜ経営学部と商学部と2つの名前の学部が存在してしまっているのでしょうか。それは、商学部は歴史ある大学が伝統的に名前を残していることが多く、新しく商学部を新設した大学が経営学部と名付けているケースが多いためです。商学部(経営学部)では、企業の活動を実践的に学ぶことができたり、企業と消費者との関係などに焦点を当てて深く学んでいきます。

また商学部では、1・2年生次に企業に関わる様々な分野の基礎を学び、興味のある分野を3年次から深めていくことができる制度が整っていることが多いです。早稲田大学には商学部がありますが、トラック制というのを用いています。3年次から「経営」「会計」「マーケティング・国際ビジネス」「金融・保険」「経済」「産業」の6つに分かれ高度な専門知識が身につけられるようになっています。

参考URL:https://www.waseda.jp/fcom/soc/


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学部選びに迷ったら?

経済学部・経営学部・商学部の3学部にはどのような人が向いているのでしょうか。

高校生の皆さんの中には、まだ将来やりたいことが決まっていないという人も多いと思います。そんな人にもおすすめできるのが、この3学部になります。理由としては、2点挙げられます。1点目としては、幅広い範囲を取り扱っているということです。そのため性格や能力による向き・不向きは少ない学部になっています。また幅広いからこそ、必ず自分の興味ある分野を見つけ極めていくことが出来ます。また、課題解決のアプローチ方法としては、経済・経営学の視点だけではなく、社会学や心理学からみていくことも多くあります。そのため、幅広さを楽しむことができる学部になっています。2点目としては、汎用性の高い能力を身につけることができる学部であるということです。経営活動をしていない企業というのは存在しません。そのため、この3学部で学んだ知識というのは、あらゆる企業に応用することが出来るため、就職先を選びません。

では、各学部ではどのような人が向いているのでしょうか。

経済学部では、世の中の発展についての法則をみつけ理論的に学んでいきます。そのため、経済学部では学んでいく中で具体的にイメージがつかめないことがおおいため、コツコツと勉強していくことが好きな人に向いているでしょう。それに対して、経営学部・商学部ではケーススタディなどを用いて実践的に学んでいくことが出来ます。そのため短期間で目に見える形で自分の成長を確認しながら学んでいきたい人には経営学部をオススメします。

また、各学部の特徴のところで述べたとおり、経済学部では数学を使用する機会があります。そのあため、数学が苦手な人は経済学部はやめておいたほうがい良いかもしれませんね。

将来学びたいことが決まっている人は、その分野に力を入れている大学に進学しましょう。まだ決まってないけどこの記事を読んでちょっとでも面白そうだなと思った人、ビジネスにちょっとでも興味ある人は様々な大学のホームページを訪問したり、オープンキャンパスなどに足を運んでみるとよいですね。

以下に各学部のオススメ大学をあげておきます。

経済学部なら→早稲田大学・政治経済学部、同志社大学

経営学部なら→横浜国立大学、神戸大学

商学部なら→早稲田大学、一橋大学、中央大学

卒業後の進路

学部を選ぶにあたり、受験生のみなさんが気にするのが、卒業後の進路かと思います。どのようなところに就職するのかみていきましょう。

卒業後の進路はそれほど変わらない

これまで述べてきたように、経済学部・経営学部・商学部ではそれぞれ学ぶ内容が多少異なっていました。しかし、就職先をみてみるとそれほど差があるとは言えません。人気がある業界としては、銀行や生命保険などの金融分野・商社・ITなどが挙げられます。金融や商社では学部で学んだことを活かすことが出来るため人気の業界となっています。その一方で近年人気を伸ばしているIT業界にエンジニアとして就職する人や、メーカーに就職する人も多くいます。つまり、この3学部を絞るにあたり、就職先から考える必要はそれほどなく、学びたいことを中心に選択してよいということです。

この3学部では企業において即戦力として働ける能力をつけることができます。そのため、職種別に見ていくと、会計学を学んだ人が経理、人材マネジメントを学んだ人が人事で働くといった特徴はみられます。社会にでたときに即戦力となってバリバリ働いていきたいと思う人には向いている学部です。

取れる資格

この3学部の学生が取得を目指す資格としては、簿記、公認会計士、税理士、中小企業診断士などが挙げられます。どこの学部が取得率が突出して高いということはありません。簿記に関しては、3級取得が必須条件となっている大学もあります。

また、学校によっては資格講座が開講されています。効率よく、資格を取得することが出来るため、たくさんの学生が受講しています。公認会計士や税理士といったスペシャリストを目指す人はTACなどの専門学校に通いダブルスクールをしている人もいます。

学生のうちにこのような資格を獲得すると学校から奨学金を得ることができたり、就職活動を大いに優位にすすめることが出来ます!

まとめ

経済学部・経営学部・商学部の特徴や進路について解説してきました。どこに進学するか迷っていた人の助けになったでしょうか。今までのことを一度まとめると、経済学部は社会全体、経営学部・商学部では企業を対象に学んでいくことになります。卒業後の進路に関しては、どこもあまり差はありません。もうどの大学のどの学科を受けるか決まった人もまだの人もアクシブアカデミーでは全国の大学の受験科目や受験日程など様々な情報を確認できます。

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