現役生が伝える! 関西学院大学商学部での勉強、ゼミ、就職

こんにちは!

関西学院大学商学部に通っている4年生です。

このサイトではアクシブアカデミーの現役大学生が、在学中の大学の学部の特徴を高校生のみなさんにお伝えしてまいります。

今回は関学生の私が、4年間お世話になった商学部について紹介していきたいと思います。

HPやパンフレットには載っていないリアルな情報をつめ込みましたので、進路選択の材料としてぜひ使ってみてください!

商学部とは

まずは、「商学部」についてご説明していきます。商学部は、ビジネスについて理論的に探究していく学部です。

経済学では国や世界単位で経済を見渡し、また企業や製品市場などを数字で捉えてモデル化して抽象的・数理的に捉えるのに対し、商学部では企業や製品、消費者などについて具体的・実践的な視点でものごとを考えます。

「会計」、「人材開発」、「生産管理」、「マーケティング」など細かい分野に分けて、企業が経営を成り立たせていくためにはどのような施策が有効なのか多角的に学んでいきます。

私たちの生活の多くは、企業の提供する商品やサービスに支えられていますよね。また民間企業に就職すれば、もらえるお給料は企業の経営状態や市場の動向によって左右されます。企業やビジネスといった事柄を理解することが、私たち自身の生活や将来お仕事をするでも非常に役に立ちます。

ちなみに他大学の「経営学部」と比較すると、学問として多少の違いはあれど学生として4年間過ごす分にはほとんど変わらないと思ってもらって構いません。

関西学院大学の商学部で勉強すること

関西学院大学の商学部は学科を設けていないため、特定の分野に限定されることなく自由に学問を選んで学べるしくみになっています。

1年生では、経営学、統計学、簿記など、各専門分野の基礎的な内容を広く学習します。また他の学部と同様、外国語や教養科目、関学特有のキリスト教学なども同時に必修科目として学びます。

また「商学演習」という少人数クラス制の授業で、先生の指導のもと専門分野に関する実践的な学習やプレゼンテーションなどを通して、コミュニケーションスキルの向上、また大学生としての勉強の仕方を学びます。

2年生からは、各コースの専門科目の授業を受けることができようになります。加えて1年次と比べて必修科目が少なくなるので、自分の受けたい科目を積極的に学ぶことができます。

3年生になると、自分の専攻を6コースの中から選択します。

「経営コース」「マーケティングコース」「会計コース」「ファイナンスコース」「ビジネス情報コース」「国際ビジネスコース」の6つです。

以下、順番に説明していきます。

  • 経営コース

企業の原理や仕組みについて学びます。企業やビジネスそのものの歴史、また生産、販売、財務、人材開発などの分野について深堀りします。

  • マーケティングコース

「そもそもマーケティングとは」といった基本理念から、企業のブランド戦略・流通戦略・消費者行動など私たちの生活とも近い具体的な内容について学んでいきます。

  • 会計コース

会計とは、企業の実態を数字で表す仕事です。会計コースでは、世界的に活躍する会計人を目指し、会計学の意義や役割、また経営状態を正しく判断するための思考法まで学んでいきます。

  • ファイナンスコース

ファイナンスとは、お金の流れを管理することを指します。経済やビジネスを円滑に回すためには、お金の流れについて正しく理解することが不可欠です。このコースでは、資金調達や金融政策など企業や金融機関の動きに迫って学習していきます。

  • ビジネス情報コース

ビジネス情報コースでは、統計学を中心に情報を正しく理解し応用していくための知識や思考法を身につけます。社会が目まぐるしく変化していく中で、「現状」への分析能力・解決能力の向上を意識し、講義・実習に励みます。

  • 国際ビジネスコース

日本と海外では、文化の違いはもちろんビジネスにおいても状況や慣習が大きく異なります。グローバルな視点を身につけ、生産、販売、金融、経営の各分野で、海外進出を前提としたビジネスを理解するための知見を養っていきます。

コースを選択するといっても、そのコースの科目しか受けさせてもらえなくなるという訳では全くありません。自身が授業を優先的に受ける分野を1つ決める必要がある、ぐらいのものです。

さらに3年生からは、ゼミ活動が本格化します。

1クラス15~20人ほどで、2年間同じメンバーと過ごします。

またゼミによって、活動量や取り組み方も全く異なります。

毎日夜遅くまでグループ学習ルームに残ってディスカッションしているというゼミもあれば、そもそも出欠自体がゆるいゼミまで様々です。

関学商学部は規模が大きいので、30ほどのゼミの中から自分の行きたいところに応募し選考に参加することができます。

ただ関学のように学生数の多い私立大学はゼミ選考がかなりの激戦となるので、商学部でも毎年多くの学生がどこのゼミにも所属することなく2年間を過ごすことになります。

自分の志望に加えて競争率も考慮し、戦略的に応募しなければいけません。

最後に4年生で卒業論文を執筆し、商学部生としての4年間が終わります。

多くの学生は3年生でほとんど単位を取り終えるので、4年生時は卒論を含めたゼミ活動の時くらいしか学校には来なくてよくなります。体育会学生はともかく、多くの学生は就職活動が終われば旅行やアルバイトに明け暮れる期間となります。私の周りも、社会人前最後の休暇としてたくさん遊びまわっていました。

 

ちなみに商学部のテストについても付け加えておきましょう。

まず大学の授業では、専門性が高いがゆえに内容の理解が非常に難しくなります。

科目ごとに教科書もあるにはあるのですが、テストは先生が授業で取り扱った内容からほとんどが出題されます。

なのでもちろんのこと毎度授業に出席して、きちんと内容を理解しなければなりません。

それに加えて商学部ではテスト後に問題用紙を回収するため、先輩の’’過去問’’があまり出回りません。

多くの大学・学部では過去問をいかに集めて対策するかといったようなことが頻繁にありますが、関学の商学部ではそれが可能なケースがそもそも少ないので、高校のテスト同様真面目に授業を受け、内容をしっかり頭に入れた上でテストに臨む必要があります。

マーケティングコース

つづいて、私の所属するマーケティングコースについてお話していきます。

そもそも「マーケティング」と言われても、実際何のことかよくわからないですよね。

たくさん定義はありますが、高校生のみなさんには「売れる仕組みを作る」ための学問と思ってもらって構いません。

私たち消費者は、何かしらの悩みや希望があって日々生活しています。

それらにフィットした商品の開発を企画したり、自社の商品が消費者の悩みを解決するようなものだとPRすることで、自然と消費者から選んでもらえるような流れを作っていくのです。

他にも、「どこの地域に注力するか」「値段はいくらにするか」「販路(コンビニ、スーパー、ネット販売など)はどれを選択するか」など、とにかくたくさんの角度から戦略を考えていきます。

さて、商学部のマーケティングコースの話に戻しましょう。

マーケティングコースでは、25もの講義が担当教員によって開講されています。

これに加え外部から講師を呼ぶケースもあり、例えば私は超大手広告代理店のコピーライターの方から、広告に載せるメッセージについての実践的な授業を受けていました。

またゼミについても説明しておきましょう。

マーケティングコースでは2019年現在、5人の先生がゼミを開講されています。

外部のビジネスプランコンテストに参戦するゼミ、企業とコラボして学内でスタンドカフェを運営しているゼミ、百貨店で商品開発から販売までのマーケティング活動を実践するゼミなど、活動は様々です。

ただマーケティングゼミは、どこも非常に活動量が多いです。

学生主体ではありますが、かなりの時間をゼミ活動に費やしています。

私の所属しているゼミも、週に10時間以上は学生のみでのミーティングや諸業務に費やしていました。

部活動や企業での長期インターンなど、他の所で3年生時に特別注力したいことが明確にあるという人は、マーケティングコースのゼミだとそれらとの両立にかなり苦労するかもしれません。

それでも得られる達成感や成長は非常に大きいと思います。

ゼミもそうですが、大学生のうちに「これを必死に頑張った」といえる経験は、自分の将来にプラスになります。

就職

商学部の就職先は、非常に多岐にわたります。

2018年度卒ではメーカーと金融がそれぞれ約25%ずつで多い印象ですが、商学部だからここの業界・会社に強い、また反対にここの業界・会社には採用してもらえないといったことは特にありません。

商学部でリアルビジネスを学んでいるからといって、そもそも企業に採用してもらいやすくなるということもあまりないです。

ただ日々の学習の中で業界やビジネスを知ることができるので、その分自分に合った会社選びは比較的しやすいのかなと思います。

他の学部でもそうですが、おそらく高校生のみなさんが思っているほど大学での学部・専攻が就活での合否に直接影響することは多くありません。

パイロット、アナウンサー、プロスポーツ選手など、民間企業にとどまらず、冒頭で述べたように非常に多様な進路選択をすることが可能です。

たくさんある候補の中から、自分の行きたい道を素直に選んでみなさん卒業されています。

さいごに

ここまで、関西学院大学の商学部の中身についてお話しました。

関学の商学部は規模が大きいがゆえ、幅広い選択肢の中から自らの学びたいテーマを学びに行くことができます。

希望する人には、ゼミなどでがっつり物事に取り組むことも可能な環境が整っています。

大学で学びたいことが決まってない、何か本気で頑張る経験をしてみたいといったような人には本当におすすめできる場所です。

大学での4年間は非常に重要な期間になりますので、どの学校・学部を受けるのか、隅々まで調べたうえで納得のいく選択をしてくださいね!



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