こんにちは!
アクシブブログ予備校です。
このブログでは、人気大学の2019年度の入試問題を教科ごとに解説し、対策法と対策に使える参考書を紹介していきます。
今回はMARCHの一角、明治大学の国語について、過去問を用いて解説します!
明治大学 傾向と対策 国語
明治大学の国語は例年大問3題、古文1題、現代文2題での出題です。
記述問題のない全問マーク式による試験で試験時間は60分です。
現代文は評論・もしくは随筆から出題されます。文化論や社会論、言語論の内容の文章が出題されることが多いです。明治大学の国語の特徴としては、読みやすく、筆者の意見や主張が伝わりやすいということです。設問は空所補充・内容説明・内容真偽・文学史・書き取りなど幅広く出題されます。受験生がおろそかにしがちな文学史や書き取りに関する出題もあるので漏れのない様にしっかりと勉強しましょう。マークシート方式で選択式なので、正解と不正解の選択肢をしっかりと区別することができるようにする必要があります。本文中には解答の根拠があるのでそれを見つける練習、消去法で解答する練習が必要です。これらの練習には、明治大学の国語の試験と出題形式のにているセンター試験や明治大学の過去問を活用しましょう。
古文は中古・中世の作品から出題されることが多い傾向にあります。
設問は語彙・口語訳・和歌解釈・文法・文学史・内容説明・古典常識など幅広く出題されます。古典に関する基礎的な知識以外にも、本文の読解力も求められている試験です。
日頃の学校での授業をメインに、精読の練習や、初めてみる文章を知識を使って読み解く練習をするといいです。文法や主語、敬語や和歌の修辞法など、細かいところまでしっかりと理解して解釈をすることができる力を養いましょう。
全体的に、時間に対する問題量が多めなので効率よく解答する必要があります。
時間配分を意識して普段から勉強したり、迷った問題は飛ばして最後に回すなど自分なりの工夫をこらして速く正確に解答していきましょう。
大問1 現代文(評論)
社会学をテーマにした文章でした。
本文で出てきた比喩表現などをしっかりと読み解いて、マスメディアと世間や国との関わりなどに着目して読みすすめる必要があった文章でした。
比較的読みやすく、設問も例年通りだったので出題傾向になれておくと解きやすかった大問でした。
大問2 現代文(随筆)
書と舞踏との関係、類似性などについて書かれていた文章でした。
大問1と同様、比較的読みやすく、設問も例年通りでしたが、ところどころに難しい部分も見られました。選択肢も紛らわしいものが見られ、該当箇所の解釈だけでなく、本文全体の解釈を要するものもありました。設問に惑わされないように本文を読みながら理解も進めましょう。
大問3 古文
平安時代の作品「宇津保物語」からの出題でした。
古典常識と言われる、作品が書かれた時代の習慣や文化のようなものを学習しておくと読みやすかった文章でした。当然、文法に関する知識や語彙なども必要です。
難易度は標準的なものでしたが人間関係や話し手などが紛らわしい本文だったので速く正確に初見の物語を読む力が求められる試験でした。
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