2019年度 立命館大学国語 過去問分析とおすすめ参考書

今回は2019年度の全学統一入試を参考に、立命館大学の国語について分析し具体的な参考書とともに対策法を紹介していきます。

目次

1 【最新】立命館大学国語の入試傾向

2 立命館大学国語の対策 参考書紹介

3 まとめ

1 【最新】立命館大学国語の入試傾向

では早速立命館大学の国語についてお伝えします。

全体の傾向

立命館大学の全学統一形式の国語は、80分で大問が3題(APUの場合は2つ)あり、文学部は漢文と古文の選択形式で現代文2題と古典1題が出題されます。文学部以外は現代文2題と漢文をのぞく古典です。

また、マーク式と記述式(漢字と語句の抜き出し)の併用となっています。設問としては、現代文では漢字、内容一致、接続詞や語句補充、文学史。古典では、文法、内容一致、動作の主体など幅広く総合的な力が求められています。

特に現代文は、抜き出しや内容一致など内容の深い理解をしないと正答できない設問があります。

内容は標準的な問題が多いですが、古文に関しては難しい問題も出題されることがあります。

大問ごとの分析(2019 全学統一 2/1)

大問一 評論 日本の近代化と外交政策 

立命館大学の現代文では評論が出題されることが多いですが、時にはエッセイのようなものも出題されます。解き方にさほど変化はありませんが、随筆のほうがより主観的になるため、評論のように客観的かつ論理的に組み立てるというよりは、筆者の思いを汲み取ることのほうが大事になります。筆者を文章中に出てくる登場人物として考えることが大切になってきます。

2019年2月1日の全学統一では第一問が評論で第二問が随筆でした。

評論では、太宰治の「斜陽」をキーワードにして日本の将来について述べるものでした。「斜陽」が何を意味するのかの”作者の定義”を大事にする必要があります。文章の前半は比較的平易な言葉で書かれており読みやすかったですが、後半にいくに連れ外交と近代の関連性を捉えていくのが難しくなります。前半の部分が後半とどう結びつくのかをしっかり把握していなければ、答えるのは容易ではなかったと思われます。

設問としては漢字問題のやや難しく、間違える人も多かったことが予測されます。しかしどれも現代文では大事な意味をもつ語句ばかりですので、漢字の読み・書きとともに意味をおさえておくことも大切です。接続詞補充以下内容一致などもあまり難しくはなく、最後まで文章を読めなかったとしても答えられるものは多かったです。それでも最後から二番目の、タイトルを推測する問題の攻略には全体の文意を把握する必要がありました。

大問二 随筆 写真の表現について

戦後日本を代表する写真家、東松照明氏との対話から感じたことを筆者がつづったのものです。随筆では、古典でもそうですが本文中に存在する見えない登場人物として「筆者」を想定すると読みやすくなります。傍線部である「おもしろい」という部分も、筆者の感想であり、それが何をさしているのか登場人物としての「筆者」の感情の動きを見なければなりません。文章自体読みやすく、設問もそこまで難しいものは存在していません。丁寧に文章と照らし合わせることが出来れば内容一致問題も正解することができるのではないでしょうか。

大問三 古文 「高倉院厳島御幸記」

全体として、聞き慣れない表現が多く難しかったのではないでしょうか。注釈から状況を読み取ることさえ出来れば比較的主語はとりやすかったです。設問は文法問題が中心で、文章全体を把握できていなくても正答できる問題がほとんどでしたが、問7と問8の内容理解に関しては本文の長さもあり容易には答えられない問題でした。問われていることが何なのかを的確に判断する力が求められています。例えば問7では、傍線部に気色(気分)という単語が含まれているので誰の何に対する気分かを考えなければなりません。そうすると直前の文がその答えだということがわかります。

大問四 漢文 「右台仙館筆記」 ※文学部のみ選択可

農夫が市場で買い物をして帰る途中に、狐にだまされてしまったという話です。情景描写として難しい語句が用いられている部分はあるものの、内容がシンプルなだけにわかりやすかったのではないでしょうか?設問としては白文の書き下しが難しかったですが、内容さえ先に理解してしまえばそこから考えるのは容易でした。難しい漢字に騙されず、状況を掴んでしまうことが大切です。立命館大学の漢文は基本さえ出来ていればほとんど必ず読めるので、教科書や基本的な参考書の理解を怠らないようにしましょう。

立命館大学国語の対策 参考書紹介

現代文キーワード読解

何回読んでも言っている意味がわからないという人はもしかしたら前提の知識が足りていないのかも知れません。現代文キーワード読解では、立命館大学の国語にも頻出されるキーワードについて詳しくまとめています。それに関わるテーマを先に知っておくことで、読解のスピードに大きな違いがでるでしょう。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

立命館大学の古文は文章の難易度はかなり難しいですが、文法問題が大きな割合を占めています。

読解の練習を始める前に古典文法が確実に抑えられているかを確認しておきましょう。

まとめ

立命館大学の全学統一形式の国語は、80分で大問3つです

現代文は、考えの記述や要約はないものの抜き出しや選択で内容の深い理解が求められます。古文は、文章全体を追えなくても文法がわかれば解ける設問は多いです。

高得点を狙うならば、因果関係を把握してしっかり理解する必要があります。文は、基本的な事項がおさえられていれば解くことができます。難しい漢字がでても動じず、内容全体の理解を優先させましょう。



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