やる気が出なくて不登校?学校に行けない子のきっかけ・要因と勉強方法

「娘が突然、学校に行けず家で寝てばかりいるのです…」

「息子は不登校です。何に対してもやる気が持てないみたいで無気力なんです。」

 

あなたはこうお悩みではありませんか?

 

近年不登校の児童・生徒は増加傾向であると文部科学省の報告で明らかになりました。平成29年度の調査によると、不登校の小中学生は14万4031人いると推定されています。また学校にたとえ通えていても、学校についてからカウンセリングルームや保健室ですごす生徒も現場では少なからず見られます。

 

やる気がなくて、不登校になったり教室に入れなくなってしまうのでしょうか?

そして、周囲者である私達が彼らにできることはないのでしょうか?

 

今回は元不登校である私の立場から、「やる気がなくて不登校になの?」という問いに答え、学校に行けないけど、それでもがんばりたいと願う不登校の子どもたちへオススメの勉強方法についてご紹介します。

 

※今回の記事で不登校という言葉を使いましたが、不登校の定義は文部科学省の「不登校児童生徒」の定義をもとに考えています。具体的には「何らかの心理的、情緒的、身体的ある岩社会的要因によって、投稿しない、あるいはしたくても出来ない状態で、年間30日以上欠席したもののうち、病気や経済的な理由によるものをのぞいたもの」と定義しています。

 

 

やる気がなくて不登校なの?不登校の要因

 

「やる気がなくて不登校なの?」

この問いについて、私は大学でも現場でもよく耳にします。

 

実際私が不登校になった時に、私は祖母から「怠け者」と叱責されたこともあり、不登校している人に対して、周囲の方は「やる気がないからあいつは不登校なんじゃないか?」と思われがちです。しかし、不登校になってしまう理由は様々でして、決して本人がやる気がないから等の理由で不登校になるケースは少ないです。

 

私の場合は、周囲の人間関係に疲れた為、中学生の頃不登校を経験しました。私の中学校は、女子の間で、次々にいじめのターゲットを変え、いじめていくという文化というか慣習がありました。自分はいつかいじめられるんじゃないかという恐怖や、自分の友達がいじめられていても助けられない罪悪感から、学校に行くこと自体が嫌になり、不登校になりました。

 

また、中学3年生の頃から、志望校に受かるためにハードに勉強をしていたため、頑張り続ける日々に疲れてしまった面もあり、睡眠障害になった末不登校になりました。

 

そのため、私の場合は、不登校になった原因はひとつではなく複合的に絡み合った末、不登校になりました。

 

このように、「やる気がないから不登校なのか?」という問いに対して、「そもそも原因は1つでない可能性が高いので、やる気がないから不登校だよとは言えない」という考え方をする人が近年増えてきています。

では不登校になる唯一の原因はないかも知れませんが、要因はあるのでしょうか?

 

不登校について、対象が大学生となってしまうのですが、2016年に出されたある論文があり、以下のように報告されています。不登校になる要因として、「自分なんか嫌いである」という「自己否定感」から、「学校で不適応感」を感じ、また「学業についていけなく」なり、「学業脱落」を引き起こし、「学校に行きたくなくなったり」、「心身不調を感じ」学校にいけなくなるのではないかと報告されています。以下状況を整理していきます。

 

1 自己否定感

「自分は生きる価値がない」、「何事も自信がもてない」、「自分が嫌いである」という感覚は、何かを頑張りたいと思う時、障壁となる可能性が高いです。そもそも、何かを頑張るという力が湧いてこないのです。

 

2 学校での不適応感

「学生生活がつまらない」、「学校生活に満足していると感じられない」のかも知れません。高校受験後、第一志望等に受からない高校生の中には、「自分は受験勉強をがんばったのに、報われなかった」「あんなに頑張ったって意味ないんだ」という「心の傷」を抱え続けている可能性があり、その心の傷を抱えながら生きてきたことで、学校生活に疲れてしまい、不適応感を感じてしまうのかも知れません。

 

3 学業脱落・学力低下

「授業のスピードについていけない」、「勉強が嫌いである」と感じ、勉強に対する意欲が低下したり、授業が理解できないことによるもやもやした気持ちを抱くのかも知れません。「わからない授業が多い」ため、もはや自分はどうして良いかわからなくなってしまい、無気力になってしまうケースもあると聞きます。その上で、周囲と比べ自分が出来ないという劣等感や悔しさを感じ、学業からドロップアウトし、学校に行くことが困難になったり、将来に希望を持てなくなり、結果的に不登校になるのかも知れません。

 

4 心身に不調

学校での不適応感や学力低下により、高校生も悩みすぎて、「ぐっすり眠れない」、「何となく憂うつである」、という気持ちを抱え続け、「立ちくらみ、ふらつき、めまいがする」などの身体症状に発展し、心も体も疲れ、学校に行く気力、勉強はおろか何かを頑張る力は湧いてこないのかも知れません。

 

不登校の子への勉強サポートのコツ|やる気を引き出す方法とは?

勉強している様子

 

さて、ここまで不登校の子の気持ちを、私の体験から伝えつつ、不登校になる要因についてお伝えしました。いかがだったでしょうか?

 

不登校になった場合ですが、小学生や中学生は残念ながら現状は義務教育過程にいるため、学校自体をやめるということは出来ません。

 

しかし、高校生以上であれば、高校をやめる(高校中退をする)という手段を取ることもできます。

※ただし、高校中退については、それまで心理的には非常にしんどい状況だったとは思うのですが、この選択には慎重になるべきです。高校中退後、定職につきづらかったり、専門学校や大学に進学できないケースも聞いたことがあるためです。

 

ここでは、不登校になった高校生に向けて、勉強をサポートするコツをお伝えします。

 

1 家庭教師に教えてもらう

「勉強する気がそもそも起きない」、「自分で計画して勉強できない」とお悩みの場合、家庭教師に来てもらうことも良いかも知れません。

 

講師に家まで来てもらえるため、もし不登校で対人恐怖等を抱えている人も、家庭教師の先生に対する恐怖感さえなければ、周囲の人にじろじろ見られたりする恐怖感等を感じなくて済むので、少し安心して勉強が出来ます。また家庭教師の方であれば、基本的にはマンツーマンで丁寧に見てもらえるので、雑談等をするなかで、少しずつ、「楽しい」、「嬉しい」という感情を思い出し、元気になるかも知れません。その元気になる過程で、少しずつやる気が回復し、勉強へのモチベーションが上がるかも知れません。

 

その反面で費用が高くなりがちであること、家庭教師の方の指導力やメンタルのケアががピンキリであること(家庭教師の多くが大学生や大学院生であるため専門性が低い可能性がある。)がデメリットとして挙げられます。

 

2 動画等で勉強する(スタディサプリ)

スタディサプリといって、月額980円を支払うことで、名門講師たちによる、主要5科目の解説動画を見ることができます。動画であるため、人の目を気にせず、また繰り返し見ることが出来ます。

 

デメリットとして、質問が発生した際に、質問が出来ないことかも知れません。

 

3 フリースクールに通う

フリースクールといって、学校に行きづらい子ども、いじめや体罰により学校が怖くなってしまった子どもたちの「学び場であり居場所」となるのがフリースクールです。子どもたちがフリースクールのスタッフさんと話したり、仲間と出会うことで心が少しずつ元気になり、気持ちが落ち着く場合があります。フリースクールによっては、勉強を教えてくれる、わからない部分を教えてくれたり、一緒に考えてくれる場所もあります。優しい人とのふれあいを通して、気持ちが落ちつき、「●●したい」というやる気が復活していく子もいるかも知れません。フリースクールに通ううちに、外出ができるようになったり、大学受験をしたいと決意し、塾に通うようになった子どもたちも多くいます。

 

4 塾に通う

最後に塾に通うという方法です。塾に通う場合は、家の外に出る必要があるため、必然的に子どもたちのハードルが上がる(例えば、睡眠障害を抱えていて、夜中しか活動できない子が塾を利用するのは難しいかも知れません。)のですが、塾に通うことで、生活のリズムができたり、人と関わる機会が出来たりなど、様々なメリットがあります。

 

また、個別指導塾では、その子の背景や得意な面、苦手な面を把握し、その上でその子の「将来どうなりたい」という気持ちを引き出しながら、伴走するケースが多いです。また個別指導塾では、勉強を教えてくれる講師以外にも教室長がいたり、事務員がいる場合が多いので、不登校の生徒がコミュニケーションをする機会がたくさんあるかも知れません。学校に行けなくても、誰かとお話する機会が塾ではあるかも知れません。

 

ちなみに、私の知人は個別指導塾に通い、大学生になりました。

 

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

不登校について、自分の体験談を伝えながら、不登校になる要因について、その上で不登校の子が勉強する方法をお伝えしました。

 

不登校の子に何人もあってきましたが、不登校の子ども達は、傷ついていたり、苦しんでいるケースが多いです。そのため、いきなり「勉強しよう」という気には子どもたちもならないかも知れません。しかし、少しずつ、何かを「してみたい」と思う気持ちを育てつつ、やる気になる、頑張るための力をためるサポートをしつつ見守っていく過程で、少しずつ子どもたちも元気になるかも知れません。

 



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