【大学受験生必見】ドラマ「ドラゴン桜」に学ぶ「やる気」をだす3つの魔法の勉強法

「だまされたくなかったら…損して負けたくなかったらお前ら…勉強しろ」

「手っ取り早い方法を教えてやる。東大に行け!」

 

阿部寛演じる、桜木健二という弁護士が、瀧山高校という偏差値30台の学校に、東大合格を目指す特別進学クラスをつくり、落ちこぼれと言われる学生たちを東大合格へと導く熱いドラマです。最近はドラマだけでなく、小説やゲーム化しています。人気ドラマ「ドラゴン桜」は、受験生だけでなく、勉強を頑張る学生や社会人にとっても「やる気もらえた」と評判の人気のドラマです。

 

ドラマ「ドラゴン桜」で登場する東大合格を目指す高校3年生たちは、周囲から「落ちこぼれ」とバカにされ続けた学生たちです。彼らはなぜ頑張り続けられたのでしょうか?

今回は実際にドラマ「ドラゴン桜」で使われていた勉強法などをもとに一緒に考えていきたいと思います!

 

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ドラゴン桜式やる気の出る勉強法1 わかりやすい目標を置く

1つめは、ドラマドラゴン桜では、3話に出てくるエピソードとつながります。ドラマ3話では、特別進学クラス(特進クラス)は10日間の勉強合宿をはじめ、数学等の勉強を集中して行っていました。その合宿中に桜木は、特進クラスの学生の1人である、水野の母とある「かけ」をします。

 

水野の母やその周りの人は、瀧山高校に通う、水野をさんざん馬鹿にし、水野の母親と、水野の母のお得意様(水野の家は小料理屋を営んでいます。)は、水野が「東大を目指す」というと、「東大なんて入れるわけがない」と本人を説き伏せようとします。その現場に居合わせた、特進クラスの担任でもある桜木は、「5日で水野だけでなく、特進クラス全員が高校数学の問題100問満点とれるか?」という内容をかけます。

 

ドラマの中で特進クラスのクラスメイトは「5日で高校数学の問題100問といて満点を取る」というお題に難色を示しますが、桜木の言葉に徐々にやる気をだしていきます。

 

特進クラスの生徒の数学の力は、小学校の算数をさかのぼって勉強し直すほどに落ちてしまっていたので、5日間で高校数学の問題で満点をとるのは非常に現実離れした話ではあります。実際にドラマの中でも、5日後に特進クラスの生徒がテストを受けますが誰一人として満点を取ることはできませんでした。しかし、「5日間で高校数学の問題100問問題を解いて満点を取るという目標」を立て、その目標にむけてがんばることで、実際にその目標が達成できなくても、その目標に向けて頑張理続けることで、勉強に対してやる気を持てるようになれるのでしょう。

そもそも、ドラマの冒頭で、「お前ら騙され続けるぞ。騙されたくなかったらお前ら勉強しろ」と伝え、「東大にいけ」と、生徒たちにとって目標となりそうなものを桜木は提示しています。冒頭で「東大にいけ」という言葉も、「5日間で高校数学をマスターする」というカケも、桜木が生徒たちにわかりやすい目標を提示し、生徒たちをやる気にさせています。

 

これは実際の受験生や勉強している学生にも言えるかもしれません。やや現実離れしている目標や夢でも、目標や夢を掲げることで、やる気がでるのかもしれません。今受験生で志望校が決まっていない学生さんも、「自分がわくわくするな」、「これできるようになりたいな」と思えるような目標を持ってみると良いのかもしれません。

 

ドラゴン桜式やる気の出る勉強法2 スクラム式学習法

 

ドラゴン桜で、生徒たちが最後までやる気をもって頑張り続けられた秘訣として、特進クラスの生徒たちの結束力の力が強かったからではないかと感じます。

 

最初はいがみ合っていたり、よそよそしかった仲間ですが、一緒に勉強をしながら日々を過ごしていくうちに、結束力が芽生えてきます。また、水野の母と桜木との間で交わした、「5日間で高校数学をマスターする」と言うカケや、特進クラスの英語の講師をかけた対決で、特進クラス6人全てが、帰国子女の生徒と英作文の問題で対決をしたことなどを通し、クラスメイトそれぞれが信頼関係を育んでいます。桜木もドラマの中で、「スポーツと同じ様に、受験も、ともに高め合い、ともに頑張り合う仲間がいてはじめて勝てる」と言い、「特進クラス1丸となって戦うことで結束力を生んだ」と話しています。

 

この結束力を活かして、「スクラム学式学習法」という勉強法を取り入れ、生徒たちがやる気を持てるようにサポートしていきました。

 

スクラム式学習法とは、暗記科目等の問題集や教科書参考書を、各生徒がそれぞれやる単元を等分に分担し、生徒一人ひとりが、担当した分について責任をもって「わかりやすいノート(ドラマの中ではメモリーツリー)」を作成するというものです。

 

単なる暗記科目は、暗記科目を詰め込み学習し、また忘れてしまうプレッシャーとも戦わなければならないため、なかなか暗記科目にモチベーションが上がらない方もいます。しかし、各自役割分担をすることで、「自分の役割はきっっちりしなきゃ」とやる気をもつことができます。また、「自分のため」と思って勉強するのと、「自分の勉強したこと、相手のためにもなるかもしれない」と思うのでは、やる気がかわるのではないかと桜木本人が生徒たちに語りかけていました。

 

まとめると、良好な人間関係を形成した集団では「スクラム式学習法」を行うと、単なる暗記科目でもやる気をもちやすいのです。その理由として、

  1. 暗記科目(ドラマの中では世界史)を、一人ひとり役割分担し、「〇〇から〇〇までは誰が担当する」と役割をきめ、「〇〇日までにノートを作る」と期日を作ることで、集団の中で期日を作るため、1人でやるよりも「やらなきゃ」という気持ちになりやすい。
  2. 友達(クラスメイト・仲間)と役割分担し、自分の役割の単元をわかりやすく伝えることで、自分の成績向上だけでなく、自分の友達の成績も向上しうるとわかると、「友達(クラスメイト・仲間)のためにもがんばらなきゃ」とやる気になる。
  3. 友達(クラスメイト・仲間)にノートを作ってもらうことで、自分の担当以外の分野も単にノートを見るよりかは、友達にわかりやすいノートを作ってもらっているため、わかりやすく勉強できる。

という3つの理由があります。

受験は団体戦だと言う言葉はわたしが受験生のときも聞いたことがありましたが、それとも関連している内容でして、ともに受験を戦う仲間がいて、お互いを高め合うことで、受験という壁を突破できる支えになるのかもしれません。

 

ドラゴン桜式やる気の出る勉強法3 各科目の特徴を活かした指導法

最後に紹介するのは、ドラマドラゴン桜の中で紹介される各科目のユニークな勉強法です。もともとは偏差値30台の高校生である瀧山高校の生徒たちも、先生たちのユニークな勉強法をきっかけに勉強にとりくんできます。今回ここで紹介するのはドラマやマンガの中で紹介されるほんの1部です。興味のある方はぜひドラマを見てご参照ください。

 

数学

コツ1 「目の前の問題を、習慣的に、自動的に、機械的に、遊び感覚で解く」

ドラゴン桜のドラマの中で、特進の生徒たちが、卓球をする真似をして、分数の掛け算割り算を解いたり、トランプゲームをするシーンがあります。

数学を解く際、元になる公式を反射的に思い出さなければならないことや、計算問題も早く正確に解く必要があります。(特に東大等の難関国公立の場合途中式の計算が煩雑になります。)

そのため、ゲーム性をもって楽しく、正確に反射的に解くために、体をうまく使いつつ(エア卓球をしたり、競歩をしたり)楽しく勉強しています。

 

コツ2 柳式問題解答同時プリント

試験で大切なことの1つに、問題をどのように解くか解法を考えることがあります。普段から問題を解く際に、方針が考えつくか、つかないかという点は問題ができるか?というだけでなくても重要な点です。

「柳式問題解答同時プリント」では、以下の流れで学習します。

①渡された問題を見る。

②3分で問題をどう解くかというイメージする。

③3分後に解答を見て、解き方があっていたら、その問題はできたことにして、次の問題にいく。問題をみて解き方がまちがっていたら、もう一度解答をじっくりみる。

という勉強法です。

このやり方により、短時間により多くの問題に触れられるため、模試や受験の際に、問題を見たときに、「この問題どこかで見たことがある」という状態にできるメリットがあると言われています。

 

理科

理科を解く際も、マンガを使ったわかりやすい勉強法や、実際に身体を使った勉強法が紹介されていました。具体的には、「重ね合わせの原理」を説明する際に、実際に生徒たちに両サイドで器具をもってもらい、身体で理解してもらっていました。

 

国語

古典をおぼえる際にも、まず取っ掛かりとして、マンガを使った学習法を行っていました。実際に古典が書かれた時代はどんな時代だったのか?という時代背景も軽く伝えつつ、マンガで雰囲気を掴んだり話を一部始終を理解するなどの工夫がされていました。

 

英語

英語は、歌いながら踊ることで、身体を動かして歌を歌いながら楽しく勉強しています。また、実際に英語は言語なので、間違えを恐れず使ってみることが大切だと伝えながら、「英語はどんどん使っていけば身につく」と伝えていきます。

 

 

いかがですか?

それ以外にも実際にドラゴン桜で使われていた勉強のコツについてサイトで紹介されていました。また、ドラゴン桜のドラマで登場する、英語の「愛の基本例文100」の出展等も載っていました。よければご覧ください。

参考:ドラゴン桜勉強法

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ドラゴン桜式勉強法を行うことで、やる気が起きるかもしれません。またドラマを見ることで、「なんだかなー」と暗い気分の方も実際にドラマを見てみることでやるきがでるかもしれません。最後にまとめます。

 

  1. やる気を出すコツの1つ目として、目標や希望、将来の夢などを見つける。
  2. やる気を出すコツの2つ目として、良好な人間関係を構築した上で、その仲間たちとともに勉強をする。(スクラム式勉強法もおすすめ)
  3. やる気を出すコツの3つ目として、各科目の特徴を活かして勉強する。

 

私達アクシブアカデミーでも、みなさんがやる気をもてるような、ワクワクできるような将来の夢を一緒に探すお手伝いができたらと思っています。また、各科目の特徴を活かした指導を心がけています。生徒1人ひとりに講師や教室長が一丸となって寄り添い、一緒に歩んでいくことで、実際に塾に通う生徒さんも、孤独感や不安感を過度に感じず受験勉強ができます。

 

もし何か悩みがありましたらぜひご相談ください。



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