勉強のやる気が出ない受験生・高校生に知ってほしい未来と現在の価値の違いの話

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勉強なんてあまり楽しくないし、今が楽しければそれでいい

だから勉強せずに友達と遊ぶのが一番いい

そんなふうに考えていませんか?

その通りですよね。

今を楽しく過ごすことを放っておいて課題や受験勉強をすることってそっちの方が時間を浪費してるのかもしれません。

でも、あなたが今を楽しむことを選んでいるつもりでも

その選択が今の価値を下げている可能性があることを知っていますか?

今回は科学的な根拠を用いて現在と未来の価値の違いについて考えていきます。

勉強のやる気が出ない受験生・高校生に知ってほしい未来と現在の価値の違いの話

Hourglass, Money, Time, Investment, Currency, Financeあなたは5万円と7万円だったら、どちらをもらった時の方が嬉しいですか?

当然7万円を選びますよね。

では、今5万円もらうのと、来年の今日7万円もらうのとでは、どちらが嬉しいですか?

 

今日5万円をもらう方が嬉しいと考えた人も多いのではないでしょうか?

変わったのは今もらうのか、来年もらうのかだけです。

時間という要素が問題の中に加わりましたね。

もしこれが5万円と5万5千円だったらより多くの人が前者を選ぶはずです。

でもこれって本当に正しい選択でしょうか?

1年後の自分を想像してみてください。

5万5千円受け取ったあなたは、隣にいる1年前5万円を受け取った友達をどう思うでしょうか。

また、自分が5万円を受け取った立場だとして、1年前に5万円を受け取らず、今5万5千円を受け取る友達のことをどう思うでしょうか。

前者のあなたは1年後のあなたは5万5千円を選んだことをよかったと思い、後者のあなたは5万円を選んだことをちょっと残念に思うはずです。

 

別の問題を考えてみます。

1年後のの自分の感情の価値は、今の自分の感情の価値より低いものでしょうか?

そんなことはないはずです。

一年後も自分はその時の「今」を重要視して行動しているはずです。

 

では1年後だったらお金の価値は下がるでしょうか?

変わりませんよね。5万円は5万円です。

もし仮に金利の関係で多少関係することがあっても、10%も上がるなんてことはあり得ませんから、ここでは無視します。

さらに問題を変えてみましょう。

1年後、誰かがあなたに

今5万5000円をもらうか1年前5万円を受け取るか、どっちの方が良いと思う?と聞いたとします。

「なんておかしな質問をする人だろう」

そう思いますよね。

でも私たちはそんなおかしな目で自分の行動の仕方を決めてしまっています。

常に今を重要視し続ける私たちの感情の価値は一定なのにも関わらず、私たちは多くの場合、今の価値は大きいという感覚をもとに行動を決めてしまいます。

人は難しい問題を解くこともできますが、このような間違った性質で行動を決めてしまうことも明らかになっています。

 

少し長くなってしまいましたが、受験勉強に話を戻しましょう。

あなたは今楽しいことが一番大事だと考えているとします。

人生は楽しまなきゃ損ですよね。

でも、上で説明したことをわかりやすくまとめると、こんなふうになります

 

ちなみに大卒と高卒では6000万円の生涯賃金の差があると言われています。

もちろん。このデータは多くの値を平均したものですから、あまり関係のない人も大勢います。

しかし、知っていて損はないはずです。

勉強のやる気が出ない受験生・高校生が今やるべきことは?

ここまでの話を丁寧に読んでもらえた人には、今やるべきことはもう伝わっているとは思います。

お金の話を例にしてきましたが、勉強しないとお金がもらえなくなるから勉強した方がいいというわけではありません。

ただ傾向をしっかり知った上で、自分で決めた行動を自分がしているのかどうかというのはとても大事なことですよね。

自分で選んだものにしたがって行動するというのはそれだけで心をポジティブに保ってくれることも明らかになっています。

現在の価値に高く感じることに関する研究

現在と未来の価値の違いの説明:双曲割引曲線・現在バイアス

行動経済学を使って、今の価値と未来の価値の違いについて説明します。

「双曲割引」は、テンプル大学の心理学者、ジョージ・エインズリー教授が唱えた理論です。

この理論は、人間の「遠い将来は待つことができるが、近い将来は待つことができない」という心理を表したもので、時間経過をX軸、将来の価値を現在に換算する際に用いる率(割引率)をY軸とした際に、グラフが双曲線になることから、このように名付けられました。

つまり次の図の様に私たちは感じているということですね。

 

双曲曲線の面白い所として、

今5万円もらう

来年5万5千円もらう

再来年6万円もらう

の時に、真ん中を選ぶ人はほとんどないということがあります。

感覚的には納得できますが、どちらも1年づつ時間が伸びているのは変わらないにも関わらず、選ぶ人のがいなくなってしまうのはちょっと不思議ですよね。

 

 

人生の成功を予想するマシュマロ実験

双曲割引曲線と深い関係のある面白い研究があるのでご紹介します。

4歳の子供の前にマシュマロを一つ置き、

「このマシュマロを食べてもいいけど、僕が戻ってくるまで待っていたらもう一つあげるよ」

と言って15分〜20分部屋を出ます。

4歳の子供は

  • いますぐ1つのマシュマロをもらう
  • 15分〜20分待って2つのマシュマロをもらう

の2つの選択ができることになります。

この実験の被験者を追跡研究した所

すぐマシュマロを食べた子供は大人になっても対人関係などストレスを抱えたりすることが多く、我慢することができた子供はその後優秀な人として活躍する人が多かったそうです。

現在の価値の偏見から逃れる方法

現在価値の偏見から逃れるのは簡単ではありません。

研究の結果が示している様に、人は今を重視してしまうものです。

つまり自然に生活をしていれば辛いことから逃れる様な選択をすることは当然なのです。

しかし勉強の様な重大な出来事に関しては、直感や感情に頼って現在の行動を決めてしまうのはよくありません。

よく考えてみる必要があります。

上で図を用いて説明しましたが、これを少しずらしながらかさねてみましょう。

そしてこれをよりシンプルに表してみます。

 

 

将来自分はどうなりたいのか。目標は何なのか。それには今どうすればいいのか。

複雑な問題がたくさんありますが、ここまで記事を読んでくれた方にはよく考えて行動することの大切さが伝わったかと思います。

 

まとめ

私たちは未来の価値を今の価値よりも低いと判断してしまう性質を持つ

しかし実際は同じだけの価値を持つ

多感でやりたいこともたくさんある高校生・受験生の皆さんが勉強についてしっかりと考えて実行していくことは簡単ではないと思いますが、この話を参考にしてもらえればと思います。

 

 

 

 

 



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