物理基礎受験をする受験生が知りたい共通テストとセンター試験の違いについて

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みなさんこんにちは。アクシブブログ予備校です!

突然ですが、センター試験の形式が2020年度の入試から変わることはご存知ですか?

「どんな問題が出るのか、過去問がないからとても不安・・・」

「一体今までのセンター試験とどのように違うんだろう。」

そのように考える人も多いと思います。

そこで今回は、今後変わる形式の予想問題と、今までのセンター試験との違いや特徴を徹底比較してみました。

ぜひこれから受験勉強を始めるときに参考にしてくださいね!

大学入学共通テストの概要とセンター試験と共通テストの違い

早速大学入学共通テストの概要についてお伝えしていきます。

大学入学共通テストとセンター試験の違いについて、共通テストの試行調査を解くことで考えてみました。私が問題を解いてみたところ、物理基礎においてセンター試験との大きな違いはあまり感じられませんでした。形式や問題難易度もあまり変わらなかったように感じました。しかし全く同じというわけではありません。やはり以前の物理基礎よりも、勉強しなければいけない部分というのは異なってきています。その細かな違いについては、それぞれの問題を見ていくことで確かめていきましょう。

他の共通テスト問題は大きく変わっているものもあり、他の科目は対策がしづらいものが多かったです。これからの数年は物理基礎を選択すると勉強の対策がしやすくなるのではないでしょうか。

ちなみに数学2Bでは今まで求められなかった日常生活への数学の知識の活用などが聞かれるようになり、数学の本質的な理解が必要となりました。基礎がついていない「物理」の科目では、思考力を試す問題が多く出題されるようになった分計算が少なくなりました。

物理基礎はもともとそこまで計算問題を解くような趣旨ではなく、普段の生活を物理的にとらえられるのか?といったことを確かめようと意図された問題が多いので、もともと共通テストの形式に似ていたんですね。

続いて、共通テスト・センター試験の概要についてご紹介します。

①大学入学共通テスト

試験時間:60分(基礎科目2科目で60分)

大問数:3問

設問数:11問

満点:50点

設問数は13から11になったが、解答数は13から15になり増加しました。平均点は約29点でした。

②センター試験

試験時間:60分(基礎科目2科目で60分)

大問数:3問

設問数:13問

満点:50点

 

平均点は、34点でした。

それではさっそく、共通テストの問題を見ていきましょう。

大学入学共通テスト試行問題(2018年度版)の「物理基礎」試験分析

まずは共通テスト試行調査の2018年度の物理基礎の分析です。

大問1

問1 力士と高校生が互いに手で押しあった時、それぞれに作用する力はどのようになっているかを考える問題です。力のつり合いと力の作用反作用の関係について理解していれば解ける問題です。まず、物体が動いていない時はその物体に作用している力が釣り合っていました。さらに、作用反作用の法則はある力が加わったとき、その反対側にも同じ分の力が加わるという関係のことです。この考え方を適用すれば選択肢が一つに絞られるはずです。

問2 気温が変わったとき、音の高さが変化することに関する問題です。あまりなじみのないことを題材としているため、戸惑う人も多かったのではないでしょうか。しかし、実は必要な知識はv=fλという、波動範囲で一番出てくる公式があれば解くことができます。「気温が下がると、音速が下がるから、、、」「気温が下がると、管の長さが短くなるから、、、」という情報があるので、そこから先程の公式を当てはめてあげれば、問題を解き切ることができます。

問3 誘導起電力が大きくなるために考えられる工夫について考える問題でした。電磁誘導の公式を覚えていれば解ける問題ですが、わからなくても小学校で習った知識を用いれば解ける問題になっています。確認してみましょう。まず、選択肢②は「棒磁石を動かす速さを小さくする。」とありますが、小学校の授業で磁石を速く動かせば動かすほど電圧が大きくなっていましたね。だから間違いです。また、選択肢④は「棒磁石は静止させ,コイルの方を,棒磁石を動かす場合と同じ速さで近づけたり遠ざけたりする。」とありますが、これは先ほどの運動をコイルから見た場合と同じですので生じる電圧の大きさは変わらないため間違いです。このようにして、解答を二つに絞り込むことができました。このように、選択肢の解答がわからないときも消去法で考えることができるときがあるため、あきらめずに考えるようにしましょう。

問4 これは箔検電器の問題です。正確に電荷の量を検討できていないと、途中までわかっていても間違えてしまうリスクがあります。

大問2

A問題は等加速度直線運動の問題でした。中学校で実際に実験したことがある受験生もいたかもしれません。斜面を台車が移動する様子を記録タイマーではかり、テープに点が打点されていくようなイメージの実験です。問1は打点の読み取りをした上で、平均の速さを求める必要がありました。問2では測定結果をグラフにしたものを利用して、加速度の大きさを求める問題でした。グラフを正確に読み取れる必要もあり、理科だけでなく数学の力も必要となる問題でした。

B問題では、重力加速度の題材の問題でした。問3では、グラフの位置と時間の様子から重力について検討する問題でした。問4は重力加速度の違い等をよく見極めた上で解いていきたい問題です。

大問3

ケーキの生地に電流を流すことで、電流を流した際に発生する熱でケーキを焼くというシチュエーションの実験が今回の問題のテーマです。教科書ではあまり見受けられない実験がテーマなので非常に解きづらい部分もあったかと思います。またグラフをヒントに正確に計算していきたいです。問1は、電流のグラフからケーキ生地の抵抗の値を求める問題です。オームの式(オームの法則)を用いて解いていきましょう。問2は電流のグラフを用いて考えていきます。10分から15分と問題文に書かれているので、時間を用いて計算する際には(60×5)秒で計算することに注意しましょう。問3は生地がなぜ100度から変化していないのか考えさせる問題でした。従来の実験問題にない問題だったので考察する力が必要でした。

 

4 センター試験(2020年度版)の「物理基礎」の試験分析

続いてセンター試験2020年度の物理基礎の問題の分析に入ります。

大問1

物体と運動のエネルギーや電気、熱など様々な分野から幅広く出題されました。問1は、ばねの問題でした。3つのばねをどう見立てるかで問題がとけるか解ると思います。問2は等加速度運動の問題です。力の向き等を図に書き入れながら計算していきましょう。問3は電気屋電流の問題です。日常的に使っている送電線の問題でした。日常のことにも物理が関係しているので、日頃からこの仕組みは物理でいうとなんの減少なのだろう?と考える力が必要です。問4は波の問題です。振動数と唸りの周期について考えながら計算していきましょう。問5は正誤問題です。正しくない部分を文章中から見つけながら選択肢を絞り込んでいきましょう。

 

大問2

波動や電気の問題です。問1は与えられた図から数字を拾いながら考えましょう。問2は波の形状も検討にいれながら解いていきましょう。問3は電源の電圧や抵抗を考えながら計算していきましょう。問4は抵抗の計算をしながら、文章に適しているものを選びましょう。

 

大問3

力学の問題です。A問題は力学の問題です。問1は等加速度運動の問題です。正確に公式を暗記していれば解ける問題です。問2は重力の位置エネルギーを考えながら解いていきましょう。B問題は運動の問題です。問3は等速度運動の問題でした。問4は等加速度運動の問題でした。

 

センター試験と大学入学共通テスト試行問題のここが違う!共通テストを元に解説!

いかがだったでしょうか?ここまで共通テストの施行調査とセンター試験の2020年の解説をしてまいりました。それぞれのことはよくわかった。けれど何が変わったかまではいまいち変わらないという人も多いのではないでしょうか。ここからは共通テストとセンター試験の違いがわかる問題をピックアップして解説します。先程、物理基礎は他の共通テストの問題に比べて、変わっていないと説明したのですが、大きく変わっている部分もあります。具体的には、出題されている題材がより日常生活と関連している場合が多くなりました。

例えば、今までのセンター試験であれば、ある小球が、ある回路が、と一般化してきたのに対し、大学共通テストになってからはできるだけ具体的なイメージを持たせるように状況の説明が加わっています。共通テストでは、回路の抵抗がパンケーキであったり力の働きが力士の話となっている点が、いつもよりも日常に即していて変わったと感じました。イメージを持たせるためとは言いましたが、今まで説いていた問題とどのように同じと考えられるのかのイメージが場合によってはしづらく、その点で難しくなったと思います。一様に難しくなったとは言い切れませんが、もし形式が苦手だと感じたら早め早めに対処していきましょう。それでは、少し詳しく変更が顕著に表れた問題を見ていきましょう。

 

 

 

上の問題は、大学共通テスト問題の大問3の冒頭です。この問題は先ほど少し言及したように、ケーキの生地を抵抗とみなした回路問題となっており、勉強を日常生活に役立てさせる狙いがよく表れています。問題文は長く、とても難しく見えますね。普段問題集などででてこないような形式の問題であり、その点で思考力を試す問題になったと感じます。この文章だけでは、生地を抵抗と見立てて問題を解くという発想は出てこないかもしれません。しかし、次のページをみてみると、実は「ケーキの生地を抵抗と見立てる」としっかり書かれているのです。思考力を試す問題に変えるという試みではありましたがじつは、そう発想する思考力が要求されているわけじゃないのです。

 

重要なことは文章をしっかり読み、書かれた条件をしっかりと理解し、物理的に表現すればよいということですね。なれるまでには時間が少々かかるかも知れません。しかし、それを乗り越えたらみんなが形式に慣れていない分きっと周りよりも一歩先に進んでいますよ!

 

6 共通テストの倫理の問題を高得点を目指すために必要な対策方法

このように今までと勝手が違う形式の勉強に戸惑う人も多いと思います。「先輩の言っていた効率のいい勉強ができなくなてしまう」総絶望する人も多いでしょう。そこで、新しい型式である共通テストの物理基礎用の、おすすめの対策を紹介します。対策としては、普段から自分の生活を物理的に考えてみることが有効でしょう。例えば静電気やエネルギー保存に関する知識はよく出題内容として採用されます。下敷きに髪の毛がくっつくのはなぜか、ジェットコースターがなぜあのようなコースなのかなど、考えられうることは全て考えてみると普段の生活も勉強になりますよ。その際、正しい条件は問題文に書いてくれているため、考えていることの正しいかどうかは特に重要ではありません。とにかくそのように思考する癖を身につけましょう。

あとは新しい形式になれるため予想問題をできる限り多くこなしてください。そうすればきっと今までの物理基礎と何ら変わりない問題だということが実感できるようになるはずです。また、問題文の中で解答するのに不必要な条件が数多く登場していることから、本問が化学の問題のように見え、混乱を招いているおそれがあります。そういったときは文章の中で問題に必要な条件となっているものだけを取り出す必要がありますね。この対処はなんということはなく、今までに見慣れない言葉は基本全て無視してもらって構いません。文章中の「〇〇を〜とする」という表現では馴染みのない〇〇という単語に必ず理想的な物理的存在をあてがわれるので安心して〜の部分だけ参考にすると良いでしょう。

有効な参考書もいくつか紹介しますね。

物理基礎を一つ一つわかりやすく

こちらは物理基礎が苦手な方でも理解できるような参考書になっています。図解が多く物理現象がどのように生じているのか、その様子が掴みやすいです。これからの物理基礎が物理現象をイメージできなければ解けない型式に代わることを考えれば、かなり有効な参考書になるでしょう。

よくわかる物理基礎問題集

こちらは勉強がある程度進んだ人用の参考書になります。ぜひ使ってみてください。

 

まとめ

皆さんはこの新しい問題に馴染めましたか?今後はこのような問題の出題がスタンダードになってきますので、しっかりと覚えておきましょう。

 

おおよそ、センター試験は公式を覚えれば解ける問題が多いと言われています。しかし、実際はそうではなくセンター試験の過去問も、特に物理基礎の対策としては有効であると感じました。新型式による変更点もそこまでの難易度、傾向の変化は感じられず、今まで通りの対策でも十分であることがわかりました。

だから、センターの形式が変わったといって新しい傾向の物理基礎の問題を漫然と解くよりも大きく傾向が変わったほかの科目の問題を解いていく方が効率的に大学共通テストの形式になれることができるでしょう。どうでしょうか。今まで不安でよく分からなかった大学共通テストについて、少しでも参考になったり役立つことがあれば幸いです。ぜひこの記事を参考に、共通テストに効率的な勉強をして大学共通テストで合格点を取りましょう!



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