視覚優位?聴覚優位?あなたの認知特性を生かした効率よい学習法を教えます!

  • 2020年12月6日
  • 2020年12月15日
  • 勉強法
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こんにちは。アクシブblog予備校です。

今回は、皆さんの「認知特性」について検討・解説していきます。

認知特性とは、「外界からの情報を頭の中で整理し、記憶し、また外に表現する能力」のことを言います。

人には、目で見た情報を処理するのが得意な視覚優位タイプと聞いた情報を処理するのが得意な聴覚優位などの認知特性があります。

今回は認知特性の中でも、視覚優位・聴覚優位について解説し、それぞれにあった学習法についてお伝えしていきます。

 

視覚優位・聴覚優位の概要とチェック法

では早速視覚優位・聴覚優位について解説していきます。

視覚優位とは、「目で見た情報を処理するのが得意である認知特性」のことを言い、聴覚優位は「耳で聞いた情報を処理するのが得意な認知特性」を言います。

まずは、視覚優位か聴覚優位かチェックするチェック法をお伝えしますね。

①視覚優位?聴覚優位?チェック法

いくつもの研究で視覚優位・聴覚優位を調べる方法等はすでに議論されていますが、今回は簡単に判断する方法についてご紹介します。

「赤ちゃんが産まれたときを想像してみてください」皆さんどんな想像しましたか?

「おぎゃー」という声を思い浮かべたら聴覚優位
「泣いている赤ちゃんの顔」「助産院が赤ちゃんを取り上げている姿」などのイメージを想像するなら視覚優位
の可能性があります。

それ以外には、数のどう数えると数えやすいのかテストすることで視覚優位なのか聴覚優位なのか傾向を見ることが出来るそうです。

※図が手作りのため見にくい可能性がありご了承ください。

③が同時処理優位の人の可能性が高く、5を一目で判断する能力が高いと言われています。(5の塊をひとかたまりとしてみられる。)

④は継時処理優位の人の可能性が高く、規則性で考えるのが得意な子だと言われています。

それ以外には、認知特性を図るツールなどがいくつかすでに研究などで分かっているためそれらを使うという方法もあります。

 

②視覚優位とは?

視覚優位として考えられるものとして、以下のような特徴があげられます。

  • 工作やモノづくりが好き(立体のイメージが出来る)
  • はさみの使用が得意
  • 球技、道具を使う運動が得意
  • マンガが好き
  • 人の顔を覚えるのが得意
  • 字がキレイ
  • 人の会話を忘れることが多い
  • 幹事で似た形の字を間違える。(もしくは一本棒線がたりなくて漢字が書けていないなど)
  • 作文は苦手
  • 指示は忘れてしまうことがある

これらの傾向がある人は視覚優位である可能性があります。もちろんそれ以外の要因もあるので、一概には言えませんが、これらが視覚優位の特徴と言われています。

 

③聴覚優位とは?

聴覚優位として考えられる特徴として以下が考えられます。

  • 鼻歌をよく歌う
  • 頭の中で音楽が流れている
  • モノマネが得意
  • 歌う時に音程を取るのがうまい
  • 読書が好き、国語も得意
  • 人の名前を覚えることが得意
  • 人の会話をよく覚えている
  • リズムに合わせて動くときにミスが少ない
  • 球技が苦手
  • 不器用で工作が苦手
  • 目が悪いことが多い

いかがでしたか?これらの特徴があると言われています。

 

次に、各認知特性に合わせたおススメの学習法について解説していきます。

 

視覚優位?聴覚優位?認知特性に合わせた学習法

では早速、視覚優位・聴覚優位の方の学習法について解説していきます。

①視覚優位におススメの学習法

視覚優位の人の英単語のおススメ学習法

視覚優位の方は、目で見た情報から勉強していくことがおススメです。

2018年に、高知大学で行われた研究で、視覚優位の子どもに対してどう英単語を教えるか?について検討しているもので、耳で聞く学習ではなく、目を使った方法で以下の流れで単語を覚え、英単語を学習する方法についてご紹介されています。

①まずは、誤答の英単語と見比べて、どこが違うか確認する。

②英語の単語を要素分解する。例えば、rememberという単語であれば、re-という部分と、memberという単語に分けられることを確認しておく。

③つづりを覚える(発音したり、書いてみたりする。)

④穴抜き問題を作っておき、正しく埋める。例えば、re 〇e〇berなどと書いておき、〇に入る単語を埋めていく。

⑤正しいつづりを書いていく。

参考:英語学習に特異的な困難を示す生徒に対する英語指導法の検討
―認知特性に配慮した効果的な英単語書字指導法―

このような形でスモールステップで単語を覚えていく方法もあります。

視覚情報を使いながら1つ1つ覚えていくことで、単語を負担なく覚えていくことが出来ます。

視覚優位の方は英単語を覚える際、接頭辞・接尾辞などを覚えておき、実際に英単語を覚える際、どのように要素分解できるのか?考えながら覚えていくのも、英単語の意味を覚えるためにもやりやすいかもしれません。

例えばの例で、接頭語・接尾語などを載せて置くのでよかったら参考にしてみてくださいね。

A 接頭辞
⑴ 否定や反意を表す接頭辞
⒜ 否定を表すもの
in- (il-, im-, ir-) inactive, illogical, impossible, irregular
non- nonprofit, non-African
un- unaware, unnatural
⒝ 逆の動作・反対などを表すもの
anti- 反~ anti-American, antiviral
contra- 逆~、抗~、反~ contraception, contradict
counter- 反~、対~ counterattack, countermeasure
- 15 -
第二章
de- ~を取り除く、~を逆にする deforest, dehydrate
dis- ~がない、~を逆にする disallow, dishonest
mis- 誤って~する mislead, misunderstand

参考:新大英語ハンドブック

視覚優位の人の漢字のおススメ学習法

視覚優位の方は目で見た情報からの吸収が聴覚優位の子どもに比べ早いです。漢字の学習の際には、漢字を見て,形そのものを覚えたり,書き写したりすることは得意であるが,読みから漢字を想起して書くことが困難である場合が多いです。

そのため、見本を手掛かりに視写したり,部首の位置関係などを覚えたりする学習の仕方が有効であると言われています。漢字の 一度覚えてもしばらくすると忘れてしまうことが 多い場合は,形の特徴に気付かせたり,絵やシンボルなどと関連付けたりすることが有効だと言われています。

漢字の読みについての学習法

似たような形の漢字は音読みが共通するという ことに気付かせる。形声文字や会意文字など。 例:「周」と「週」,「校」と「交」

漢字の書きについての学習法

〇ある一部分が欠損した漢字を見せ,誤りに気付かせることで,細部への意 識化を図り,正しい形として印象付ける。よく間違う漢字(鏡文字,脱字等)について,書く作業だけでなく,注意深く見ることで正確に形を捉えるようにする。

〇漢字カードを用いて偏やつくりを切り離した り,付けたりなどして形の位置関係や構成を通し筆記用具を使用しないで段階的に書く方法 て覚えさせる。

などが考えられます。

参考:認知の特性に応じた漢字の読み書きに関する指導・支援の在り方 

 

いかがでしたか?続いて聴覚優位の方の学習法についてです。

 

②聴覚優位におススメの学習法

聴覚優位の人の英単語のおススメ学習法

聴覚優位の方は耳で聞いた情報を覚えることが得意です。

なので英単語を覚える際は、語呂合わせから正しいつづりを思い出して書いたり、言葉からイメージされるイメージを思い描いた状態で単語を覚えていくなどの方法が考えられます。

以下の方法で暗記を行う方法があると、同じく高知大学の研究で分かっています。

①語呂合わせを読む…英単語のごろ合わせを読み上げる。例えば、cryは「暗い顔をしてないている」などイメージしながら言葉を覚えていきます。

②イメージした内容を話す…語呂合わせの内容を解釈し、イメージする。「悲しいことがあったんだろう…だからきっと暗い顔をしてないているんだ」とストーリーを作る。

③語呂合わせ、英単語、意味の淳に唱える…暗い顔をしてないている→cry→泣くなど唱える。(口で言って、耳で聞いて聴覚から情報を入れていく。)

④ゴロから正しいつづりを書字する。→語呂合わせや書字をする。

参考:英語学習に特異的な困難を示す生徒に対する英語指導法の検討―認知特性に配慮した効果的な英単語書字指導法―

このように語呂合わせにしたり替え歌にしながら楽しく学習するのも良いですね。

聴覚優位の人の漢字のおススメ学習法

聴覚優位の方は耳での情報処理が得意です。これらは漢字学習の際にも良さを使うことが出来ます。

漢字を読むことはできるが,見ただけでは,形を捉えたり,書いたりすることが困難な子どもも多いです。

漢字の書き取りを人一倍練習させることは苦手さ を一層増加し,学習の効果が期待できないため,得意な音声情報としての処理や記憶を生かし,漢字の
成り立ちや意味を言葉と関連させて覚えたり,筆順 を唱えて書いたりする学習の仕方が有効だと言われています。

漢字の読みの指導

〇つながった話を手掛かりに、訓読みを関連させて学習する。

「りっぱな仕事をした人の一生を伝える本を伝記という」

漢字の書きの指導

〇得意な聴覚情報を活用して覚える方法で、書き順を声に出しながら1画ずつ書いていくことも有効です。

例:「よこぼうに、ひだりはらって、みぎはらい」

〇筆記用具を使用しないで空書(指で書いていく)などして覚えていくことも有効です。

 

いかがでしたか?ほんの一例ですが、視覚優位・聴覚優位の人の勉強法についてまとめてみました。

 

まとめ

いかがでしたか?皆さんが得意な認知特性を使って勉強をして、暗記がしやすい、覚えやすいと実感できる機会が出来ればと思っています。アクシブアカデミーでは子ども達一人ひとりを丁寧に見たうえで子どもにとって最適なカリキュラムや勉強法をお伝えしています。無料での学習相談も実施していますため、よければお気軽にご連絡ください。



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